塙山学区住みよいまちをつくる会について
令和6年度 活動の基本方針
塙山のまちづくりは1980年(昭和55年)にスタートし、学区内の多くの人たちと共に、誰もが住んでよかったと思えるまちづくりを進めてきました。
今年度も活動様式や事業の見直しをしながら、子ども対象の事業や住民の交流の場を増やし、超少子高齢社会や価値観の多様化等に対応するまちづくりを進めます。
日立市で、コミュニティ活動に関わる人たちを増やすために始まった「まちのコイン:タッチ」も積極的に活用、多くの人たちと一緒に創る塙山のまちづくりを模索します。
今年度は、5年ごとに見直しをしている、塙山のまちづくり計画であるコミュニティプラン「さんさん計画」の策定を行います。そのための全世帯アンケートも実施します。
また、自治会等の運営方法や事業も見直されつつある状況から、昨年度に引き続き、会議等への出席対象を自治活動している自治会代表、エリア協力員とし、負担軽減をはかります。全世帯へは月刊かわら版やホームページ等で情報提供に努めます。
高齢社会への対応(地域福祉)
当会が独自の地域福祉コーディネーターや生活支援相談員をはじめ、民生委員、行政の関係課、地域包括支援センター、市社会福祉協議会などと連携し、高齢者等が塙山学区で住み続けることができるように、「塙山コミュニティ・ケアシステム(ケア会議)」を推進し、災害時避難行動要支援者の個別計画づくりも進めます。
訪問活動、暮らしサポート「あんしん」事業、移送サービス「相乗りタクシー」事業など、高齢者の支援体制を充実します。
災害に強いまちづくり
東日本大震災や昨年の内水浸水被害の教訓を忘れることなく、市「公助」と連携を図りながら災害に備える住民自らの「自助」とコミュニティが創る「共助」にも努めます。さらに、災害時の「災害情報協力者」の仕組みの構築と「はなやま総合防災計画大綱」を見直します。
子育てへの支援
放課後児童クラブ「塙山こどもわくわく広場」や「子育てママ楽集会」などを通して子育てを支援します。また、塙山みんなのカフェ(子ども食堂&元気カフェ)では、共働き家庭、ひとり親家庭などを支援、高齢者の見守りにもつなぎます。
住民が集える場づくり
子どもから大人まで気軽に参加できる祭りなどのイベント、レクリエーション、軽スポーツを企画し、誰もが楽しめる交流の場を創ります。
認定こども園、小・中学校、PTAなどとの連携、若い人たちの参加促進
NPO法人塙山コミュニティクラブ、塙山小学校、PTAや女性会などと協働して事業を進め、「塙山まちづくり応援隊」など若い世代の活躍の場の創出に努めます。
自治会、旧町内会等との緩やかなネットワークで、様々な地域課題の解決をサポートし、災害時にも助け合える新しい近隣関係づくりを模索します。